フラップスの教育理念「5つの根」のひとつがゴール力です。
投げ出さずに最後までやりきる習慣のゴール力は、子どもたちの学力向上にも、また将来の夢を見つけ、叶える上で大切な習慣です。
そこで今回はゴール力について、フラップスでの取り組みやお子様の変化について具体的にお伝えします!
目次
フラップスの5つの根・ゴール力は、投げ出さずに最後までやりきる習慣
フラップスでは
- 定期テストの点数を上げること
- 高校入試・大学受験に合格させること
これだけが大切だとは考えていません。
なぜなら、これらの結果には子どもたちの成長が不可欠であり、その成長こそが子どもたちの人生に大切だからです。
例えば1本の木を想像してみてください。
テストで点数が上がったことや志望校に合格することは「結果」という実にすぎません。
その結果に至るまでの根っこの部分になるのが習慣です。
フラップスは、結果を生み出すための習慣を身につけることが一番大切だと考えています。
そしてフラップスでは、この大事な習慣を5つの根と呼んでいます。
フラップスの5つの根とは
フラップスの5つの根とは
- 前向きなコミュニケーションや行動をとるポジティブ力
- 失敗を恐れず挑戦するチャレンジ力
- 最後までやり抜くゴール力
- 自分で調べて、自分で行動する自分力
- 相手の立場に立って考える社会力
です。
フラップスでは、授業内での取り組みや面談、生徒への声かけなどを通じて、5つの根を伸ばし、生徒たちの学力向上に努めています。
今回は、この中のゴール力について詳しく説明していきます。
最後までやり抜くゴール力はなぜ大切?
ゴール力とは、最後までやり抜く習慣です。
フラップスでは「最後までやり抜いたかどうか」を大切にしています。
例えば、
- やると決めたら最後までやり抜くAくん
- やり始めても上手くいかなくなると、すぐに諦めてしまうBくん
この2人のうち、どちらの学力が向上しやすいでしょうか?
勉強はすぐにできるようになるものではありません。できるようになるまで、粘り強く努力することが必要になります。
つまり、やると決めたら最後までやり抜くAくんの方が、学力が向上しやすいと言えるでしょう。
このように、決めたことを最後までやり抜く力がゴール力です。
社会に出てもゴール力が大切
最後までやり抜く習慣は勉強だけにとどまらず、社会に出てからも発揮されます。
- 任された仕事を試行錯誤しながら進めるAさん
- 任された仕事がうまくいかないとすぐに投げ出すBさん
社会に必要とされる人材はAさんでしょう。
このように、最後までやり抜く習慣は大人になる上でも非常に重要です。
ですが子どもたちにとって、やり抜くということは簡単ではありません。
そのためまずは、
- お子さまが「やりたい」といって始めたこと
- お子さまが納得して始めたこと
こういった事からやり抜く練習をしていきます。
上手くいかない場面に遭遇しても逃げ道を作らず最後までやり抜くよう、周囲の大人が応援してあげる必要があります。
ゴール力を身につける過程で大きく成長する
何も問題なく取り組んだ経験より、上手くいかず逃げ出したくなったけど最後までやり抜いた経験の方が、大きな成長の源になります。
まんがやアニメ、映画のヒーロー物語は必ず困難がつきものですよね。そしてヒーローたちはその困難を乗り越えて大きく成長をします。
困難を乗り越えた経験は自信に繋がります。
そしてその自信は、子どもたちが新たな困難に出会ったときに乗り越える糧になります。
だからこそ、フラップスは成績を伸ばすためだけの塾を目指しません。
将来、子どもたちが困難に出会ったとき、自分でその困難を解決し、目標に向けやり抜く力を勉強を通じて育てていく塾でありたいと考えています。
大変なことがあっても諦めずに最後までやり抜くゴール力を身につけることで、お子様の可能性を大きく伸ばすことのできるでしょう。
フラップスでの取り組み〜講師の声掛け〜
やり抜く習慣を育てる上で、「やりなさい」と押しつけるのは効果的ではありません。
お子さまの「やってみよう!という意欲を育てることが大切です。
そのために周囲の大人は
- 最後までやり抜くことが大切であることを体感させる
- 子どもの特性に応じて意欲が出る仕組みに出会わせること
- 成功体験をさせること
によって、子どもの意欲を育てるサポートをすることがポイントです。
そこで私たちフラップスは、
- 上手くできたかよりも、まずは最後までやり抜いたかどうかを確認する
- 「最後までやる」と約束した大人の存在であること
- 「できた!」という体験を増やし「私はできる!」と感じられる学びの場を作る
ことを心がけています。
もし最後まで頑張ることができていない生徒がいれば、
- 本人が「やる!」と思えるものを一緒に探す
- まずは正解することではなく最後まで頑張ることを約束する
- やり方を一緒に探す
- やり抜いたときには思いっきり褒める
ようにしています。
これらを積み重ねていくことで、
- 苦手な問題もできるようになった
- 粘り強くやったらできた
という成功体験が生まれ、ゴール力が育まれていくのです。
お子様の変化〜ゴール力はこんな風に現れます〜
最初からゴール力が身に付いている子は多くありません。
むしろフラップスでも、入塾してこれからゴール力を身につけていく、という生徒さんの方が多いでしょう。
子どもたちにとって勉強はたいてい難しいものですから、
- 問題を自分で考えずにすぐ諦めてしまう
- ひとつ難しい問題が出てくるとその先の問題も手をつけずにやめてしまう
というのは仕方がないと言えるでしょう。
しかし声かけを続けることで、ゴール力は少しずつ身についていきます。
宿題を忘れてしまうBちゃんの変化
Bちゃんは、宿題忘れが多かった小学校5年生の女の子でした。
ある時のBちゃんは、やはりフラップスの宿題をやってきませんでした。
どうして宿題をやってこなかったのかを聞いてみると、

わからなくて難しかった
とのこと。しかし、宿題で出していた問題は前回の授業で取り組んだ問題の類題でした。
そこでBちゃんと一緒に、前回の授業で取り組んだ問題を考えてみました。
すると、

それなら覚えてる!
とスラスラ解けました。
Bちゃんにとって、その宿題は本当に難しかったわけではなく、少し忘れてしまっていただけで、宿題では思い出そうとせずにすぐ諦めてしまっていたようでした。
そこで

思い出したらすぐにできたね!わかってないのではなく忘れてただけだったね。
次は授業でやったこと自分で思い出しながら宿題頑張ってみてごらん!
と話をしました。
すると翌週のBちゃんは、きちんと宿題に取り組んでいました。

ここだけ考えたけど、わからなくてできなかった
と、できなかった問題だけは飛ばしていたものの、その問題で止まらず宿題を最後まで解こうとする姿勢が見えました。

すごい!ちゃんと最後まで頑張ったね!
Bちゃんの頑張りを、きちんと言葉にして伝えて、褒めます。Bちゃんも嬉しそうな様子でした。
最後まで頑張ったことを褒められて嬉しかったBちゃんは、さらにその翌週、通塾するなり

宿題、全部やってきたよ!
と、嬉しそうに報告してくれました。
それまで、毎週宿題を出されるときには渋い顔をしていたにもかかわらず、その日は

やって来られるよ!
と自信満々に答えてくれました。
このように、フラップスで頑張ってくれている子どもたちは日々の勉強の中で諦めない習慣を少しずつ身につけてくれています。
私たちは勉強を通じて子どもたちがゴール力を育めるようにサポートしていきます!
まとめ:フラップスでゴール力を身につけよう
今回はフラップスが大切にしている5つの根のうち、ゴール力を取り上げご紹介してきました。
- ゴール力とは、上手くいかなくても諦めずに最後までやり抜く習慣
- 勉強を通じて培ったゴール力は、将来困難に出会ったときに目標に向かって頑張る力になる
- 周囲の大人のサポートで、子どもたちの意欲を育てることがゴール力につながる
勉強でうまくいかない瞬間は、成長の分岐点です。
- 「どうせうまくいかない」と途中で諦めてしまうのか?
- 「最後まで頑張ってみよう」と取り組むのか?
この選択の連続がゴール力に直結します。
今の時点でゴール力があるかないかは、全く関係ありません。
子どもたちの未来は長いのですから、今の瞬間から身につけていけば良いのです。
とは言え、保護者さまから声を掛けられるとどうしても反発したくなるのが特に思春期の子ども心でもあります。
そんな時は、ぜひ学校や塾の先生に相談してみることをおすすめします。
子どもたちにとって第三者の存在は、素直に聞いてみようと思える存在にもなり得ます。
フラップスでは、全員社員のプロ講師による担任制を導入しており、日々の声かけだけではなく、生徒や保護者さまとの面談を行いながら、生徒一人ひとりの個性を把握し、お子さまに合った接し方を心がけています。
生徒の特性に合わせた勉強指導・習慣指導は、大変ご好評をいただいております。
お子さまの学力や勉強習慣にお悩みの保護者様はぜひ一度、フラップスまでご相談ください!
今なら無料カウンセリング実施中
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フラップスの理念やフラップスの取り組みをわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!