フラップスの教育理念「5つの根」のひとつがポジティブ力です。
自分にポジティブな言葉をかける習慣のポジティブ力は、子どもたちが学力を伸ばし、将来の夢を見つけて叶える上で大切です。
そこで今回はポジティブ力について、フラップスでの取り組みやお子様の変化をお伝えします!
目次
フラップスの5つの根・ポジティブ力は、ポジティブコミュニケーションの習慣
習慣は大切です。アメリカの大学の研究では、人の行動の40%以上は習慣で決まるそうです。
そして習慣の多くは、子どもの頃に作られるとも言われています。
成果を得たり、成功を収めたりする要因として、習慣は切っても切れないものです。
大人になってからの思考や行動も、子どもの頃に作られた習慣で決まります。
そして、大人になってから習慣を変えることは難しいのです。
そこでフラップスは、学力向上は習慣によると考え、勉強を通して子どもたちの習慣を育てることを最も大切にしています。
そしてフラップスが育てたい5つの習慣を、フラップスでは5つの根と呼んでいます。
フラップスの5つの根とは
フラップスの考える5つの根とは
- 物事を前向きに捉え実行するポジティブ力
- 難しそうな課題にまず挑戦するチャレンジ力
- 自分で始めた事を最後までやり抜くゴール力
- 物事の解決のため自分で考え行動する自分力
- 相手のことを考えて行動をする社会力
です。
フラップスでは、授業内の取り組みや面談、生徒への声がけなどを通じて5つの根を伸ばし、生徒たちの学力向上に努めています。
今回は5つの根のうち、ポジティブ力についてご紹介します。
ポジティブ力で脳が前向きになる
ポジティブ力とは、物事を前向きに捉え実行していく力です。
例えば、同じ学力の生徒が2人いるとしましょう。この2人にある問題を解いてもらいます。その問題は、すでに習った知識の応用問題です。
この2人は問題を目にした時、異なる反応をしました。

こんなの習ってない!解けないよ・・・

初めて見た・・・きっと解けるはず!やってみよう!
この2人のうち、どちらが正解できるでしょうか?それは、果敢に挑戦してみたBくんです。
例え出した答えが間違っていたとしても、その後の成長につなげられるのもBくんでしょう。
このように困難に立ち向かうときに自分に前向きな言葉を投げかける力がポジティブ力です。
なぜポジティブ力が大切?子どもたちはネガティブになりやすい
大人が想像する以上に、子どもたちはネガティブな情報・感情に引きづられます。
そのため、意識してポジティブに考えるポジティブ力を身につけることが大切になります。
- できない
- やりたくない
- 面倒臭い
お子さまがこのような言葉を口にするのを聞いたことはありませんか?
もちろん子どもたちは、生まれた瞬間からネガティブなのではありません。子どもたちは成長するにつれて、周りの環境や周りの人たちと同じでありたいと思う習性を持つようになります。
そのため、子どもたちを取り巻く環境がネガティブな発言が多いと、それに引きづられてしまいます。
子どものみんなと同じになりたがる習性は勉強でも現れます。
例えば、仲の良い友だちとの会話で

宿題、面倒臭いね。僕はやらないよ。
と友だちが言ったとします。すると

あの子がやらないなら僕もやらない!
とネガティブな友人と同じように考えたり振る舞ったりします。
周りの友だちが「やらない」と言っている中で自分だけやることは、おかしいことだと思ってしまうのです。
これが続くことでネガティブ思考になっていきます。
人はネガティブな言葉で思考が止まる
人間の脳は、ポジティブな言葉を聞くと思考が働きます。逆を返せば、ネガティブな言葉を聞くと思考がストップします。
つまり、ネガティブ思考が身につくと思考がストップし、本当ならばできるはずのこともできなくなってしまいます。
そのためボジティブな言葉がけが重要になります。
- 私ならできるかもしれない!
- 難しいかもしれないけど頑張るぞ!
このようなポジティブな言葉を投げかけ続けることで、思考がポジティブになります。すると考え続けることができ、物事を前向きに取り組むことができます。
ここで注意したいのが、人は初めからポジティブになれるわけではありません。特にネガティブ思考が身についてしまっている場合こそ、繰り返し伝え続ける必要があります。
- テストで良い点が取れなかった
- 難しい問題になると諦めてしまう
このようにお子さまがネガティブになった瞬間こそ、ポジティブ力を伸ばすチャンスです!
困難や挫折を乗り越えることで、ポジティブに考える力が身についていきます。
その点で勉強は挫折を経験しやすいものです。つまり、勉強を通して子どもたちが自分自身にポジティブな言葉をかけられるようになれば、日常生活の中でも自分にポジティブな言葉をかけられるようになっていきます。
フラップスでの取り組み〜講師の声かけ〜
フラップスではポジティブ力を育むために
- 生徒とのコミュニケーション
- 授業時の雰囲気作り
を大切にしています。
ポジティブな言葉に変換する
勉強をしていると、子どもたちがネガティブに考えてしまう瞬間が当然出てきます。
そこで生徒と会話するときには、講師が生徒の思いを汲み取り、ポジティブな言葉に変換して伝えます。

すぐに集中できなくなっちゃう・・・。

それは好奇心が旺盛ってことだよ。
でも集中力も伸ばしていきたいね。まずはどのくらい集中がもつか測ってみよう!
このように、一旦子どもたちの意見を受け止めた上で、どうしていけば良いかを一緒に考えます。
小さな変化を見つけて伝える
また、生徒の小さな変化を見逃さずに声をかけることで、子どもたちは「次も頑張ろう!」と思えるようになります。
- 今日はいつもよりもきれいに字が書けているね!
- 最近集中して勉強する時間が伸びているね!
- ケアレスミスが減ってきたね!
このような些細な会話を通して子どもたちがポジティブに考えるサポートをします。
教室の雰囲気も大切
生徒1人だけがポジティブでも、周囲がネガティブであれば影響を受ける可能性があります。
もし教室の雰囲気がポジティブならば、初めはネガティブだった子も「やってみよう!」と思えます。
そのため、教室全体がポジティブに考えられるような雰囲気づくりを心がけています。
もちろん、ただポジティブに考えれば良いわけではありません。大切なことは、
- できなかったことを悲観しすぎない
- 失敗を次に生かす
ことです。
そのため、このような取り組みを繰り返し行い生徒たちのポジティブ力を育てています。
お子さまの変化〜ポジティブ力はこんな風に現れます〜
フラップスに入塾するお子さまは、勉強に苦手意識を持ってしまっていることも少なくありません。
もともと勉強が苦手だった、というよりも、それまでの失敗経験が勉強への苦手意識につながっていることがほとんとです。
だからこそ、そのような生徒たちがポジティブになれた瞬間は、とても印象的です。
勉強にネガティブなAくんの変化
Aくんは勉強に苦手意識を持つ小学4年生でした。
ある日お母さんから教室に電話がありました。

小学4年生になってから、宿題を嫌々やっている様子が気になっています。
勉強はできるようになってほしいので塾を探しているのですが、体験授業はできますか?
嫌々やっている様子が気になったので、お母さんにさらに聞いてみると

問題を見て、考えずに諦めてしまっているような気がします。
とのことでした。
そこでAくんの体験授業では、勉強に対しての意欲や成果以上にポジティブ力を育てる声かけを意識しました。
Aくんが体験授業に来てくれたとき、とても暗い顔をしていました。
もちろん初めての場所だから緊張していたというのもあるでしょう。それを考慮しても、勉強への苦手意識があるのだろうと一目見て感じました。
Aくんは、算数のクラスで体験授業を受けました。
初めは暗い表情だったAくんも、段々と周りの生徒たちのポジティブな雰囲気に馴染んできたようで、表情も徐々に明るくなりました。
お母さんからは、

普段は自分から問題を解いたりしないんです
と聞いていました。
そこで授業の中では、Aくんに解けそうな問題を細かく伝え、チャレンジしてもらいました。

ここの問題、できると思うよ!やってみよう!
初めはゆっくりとでしたが、Aくんはしっかりと解いてくれました。

いいね!できたね!ここの問題もできるんじゃないかな?
声をかけると、Aくんは一生懸命に取り組んでくれました。
最後にはAくんの方から

ここもやってみていい!?
と聞いてくれ、進んで問題に取り組んでくれました。
Aくんのポジティブ力が伸びた瞬間でした。
入塾当初のAくんは、勉強を話をすると顔を伏せてしまう状態でしたが、入塾から時間が経つにつれ、自分から進んでわからないところを質問をしてくれるようになりました。
初めからポジティブである必要はありません。
むしろネガティブだったものに対してポジティブになれることが素晴らしいのです。
ぜひAくんには、勉強を通して身につけたポジティブ力を生かして、志望校合格を果たしてほしいと思います!
まとめ:フラップスでポジティブ力を身につけよう
今回は、フラップスが大切にする5つの根のポジティブ力をご紹介しました。
- ポジティブ力は、物事をポジティブに捉え、自分にポジティブな言葉をかける習慣
- 勉強は挫折を感じやすいので、ポジティブ力を育みやすい
- 講師とのコミュニケーションや環境によってポジティブ力は育める
ポジティブ力を育てるために、まずは物事をポジティブに捉えることがとても大切です。
しかし、すでに勉強に苦手意識があると、自分でポジティブに捉えることは難しいものです。
そこで周囲の大人の声かけが必要になります。
フラップスでは
- 生徒とのコミュニケーション
- 授業時の教室の雰囲気
を大切にし、生徒が前向きになれる教室運営を目指しています。
またフラップスは、講師全員が社員のプロ講師です。担任制を導入しており、日々の声かけだけではなく、生徒や保護者さまとの面談を行いながら、生徒一人ひとりの個性を把握し、お子さまに合った接し方を心がけています。
生徒の特性に合わせた勉強指導・習慣指導は、大変ご好評をいただいております。
お子さまの学力や勉強習慣にお悩みの保護者様はぜひ一度、フラップスまでご相談ください!
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志望校合格・成績向上のためにも、まずはポジティブ力を伸ばしていきましょう!
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フラップスの理念や取り組みをわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!