【神奈川県立高校入試】特色検査って何?どんな対策をいつから始めるべきかを解説します!

2021年度の神奈川県立高校入試の特色検査について、特色検査とは何かや、いつからどうやって対策するかを解説します

神奈川県の公立高校入試では、特色検査を実施する高校があります。今年度(2021年度)入試では、19の高校で特色検査の実施が決まっています。

特色検査実施校に合格するためには、特色検査のための対策が必要です!

そこで今回は、特色検査実施校への入学を希望する中学生や保護者様にまず知ってほしい特色検査とその対策を解説します!

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【神奈川県立高校入試】特色検査とは

神奈川県立高校入試の特色検査とは何かを解説します

神奈川県立高校で実施される特色検査は、全ての高校で共通している学力検査とは別に課される試験です。

神奈川県教育委員会は特色検査の概要を、以下のように示しています。

提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力を把握するための検査を行う。

神奈川県教育委員会ホームページより

つまり特色検査は、教科の枠組みを超えた思考力・記述力が必要な総合問題です。

特色検査には2種類ある

実施される特色検査は2種類あります。実施する高校が

  • 共通特色検査
  • 記述式の独自特色検査

のうちどちらを実施するかを選択します。

共通特色検査は、

  • 2つの共通問題
  • 7つの選択問題

で構成されています。

7つの選択問題は、高校が7つのうちから2つの大問を指定しますので、入試を受ける中学生が自由に選択することはできません。

2021年度の特色検査実施校と検査内容

ここで、今年度(2021年度)の特色検査実施校と実施する特色検査を確認しましょう。

実施高校共通特色検査記述式の独自特色検査
横浜翠嵐高校
湘南高校
柏陽高校
厚木高校
横浜緑ケ丘高校
横浜サイエンスフロンティア高校
川和高校
相模原高校
多摩高校
希望ケ丘高校
光陵高校
平塚江南高校
横須賀高校
横浜国際高校
小田原高校
鎌倉高校
大和高校
横浜平沼高校
茅ケ崎北陵高校

このように、神奈川県立高校の中でもトップ校と呼ばれる高校で、特色検査を実施していることがわかります。

神奈川県立高校入試は年々難しくなっている?なぜ特色検査があるの?

かつての神奈川県の公立高校入試は、「点数を落とさない入試」と言われるほど難易度が低いものでした。

2013年度からは推薦試験である前期入試・学力試験である後期入試が撤廃され、全員が学力検査を課されるようになりました。学力に不安を感じている中学生からすれば、これだけでも「神奈川県立高校入試は難しくなった」と言えるでしょう。

さらに入試の満点が50点から100点になり、入試内容自体も大きく変わりました。今では理科や社会の平均点が低くなっており、問題文の文字数も全国的に見て多くなっているようです。

神奈川県立高校入試のこのような変化は、新しい学習指導要領に対応するためだと言えます。

また2021年度大学入試改革に備え、特に大学進学に力を入れる高校では特色検査で、中学生のうちから思考力・記述力を高めてほしいという気持ちの現れだとも言えるでしょう。

神奈川県の特色検査・昨年度の傾向

神奈川県立高校入試・昨年度の特色検査の傾向を解説します

では昨年度(2020年度)に実施された特色検査の傾向から、対策方法を考えていきましょう。

2019年度から昨年度(2020年度)の大きな変更点は問題量の大幅な増加です。

2019年度は試験問題が15ページほどでしたが、昨年度(2020年度)は19~20ページと大きく増えています。

昨年度の共通特色検査の出題内容

昨年度(2020年度)の共通特色検査の各大問の内容は以下の通りです。

共通問題問1英語長文
数学的知識・資料を読み取る力が必要
問2文章読解
社会的知識が必要
選択問題問3絵画・地図
美術的知識・数学的知識・社会的知識が必要
問44コマ漫画・俳句・四面体・カーフェリーの重さ
国語力・数学的知識が必要
問5立体・規則性・気候
数学的知識・社会的知識が必要
問6コンピューター
技術的知識が必要
問7地図・天候
社会的知識・理科的知識が必要

選択問題は、高校側が事前に2つの大問を指定しています。

それぞれの大問で必要となる知識や能力を見てみると、今までの5教科に囚われない総合的な学力が必要であることがわかります。

昨年度の記述式の独自特色検査の出題内容

昨年度(2020年度)の記述式の独自特色検査の内容は以下の通りです。

  • 横浜国際高校

(1)食料自給率についての文章・図表・グラフを読んで、自分の意見を200〜300字で作文する

(2)スポーツ競技の日本代表選考における英語能力試験導入の是非について、英語で自分の意見を述べる(英作文)

  • 横浜サイエンスフロンティア高校

(1)SDGsや職業についての文章やグラフを読み、「人や世の中に役立つ職業」のプレゼンテーションをするときに配布する資料を作成する

このように、読解力だけではなく論理的思考や表現力が求められる難易度の高い特色検査が実施されました。

特色検査は知識を活用する力が必要

昨年度の特色検査からもわかるように、学力検査の延長線と言える問題もあれば、複数教科をまたいだ横断的な問題、また教科に関係のない思考力を問う問題など、様々な問題が出題されます。

ただし総じて言えることは、知識を詰め込むだけではなく知識を活用する本質的な学力向上が必要になっているということです。

このように知識を相手に伝わるようにアウトプットする力は、年々求められるようになっています。

例えば実用英語技能検定(英検)では、3級以上の受検級で英作文が課されるようになっています。さらに今後の大学入試でも、共通テスト(旧・センター試験)の国語にて論述試験が課される可能性があります。

大学進学を視野に入れているのであれば、ぜひこれらの高校入試を活用して記述力を磨いていきたいところです。

神奈川県の特色検査対策はいつから始める?どうすればいい?

神奈川県立高校入試の特色検査はいつからどうやって対策すればよいかについて解説します

神奈川県立高校入試の特色検査は、教科の枠を越えた問題になっていて、論理的思考や表現力が必要です。

また問題量も少なくありません。そのため総合的な思考力と正確性、スピードが問われます。

このような特色検査の問題が解けるようになるには、今中学校で学んでいることを理解し定着させることが大前提となります。

まず高校入試で使われる内申点が決まる定期テストまでは、5教科の学力検査で得点できる基礎学力を身につけましょう

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特色検査対策は12月から!対策は過去問を使おう

まずは全員に課される学力検査で高得点が取れる基礎学力を身につけましょう。

特色検査対策は、それが終わった中学3年生の12月から少しずつ取り掛かるようにします。

特色検査の対策では、過去問の活用が重要になります。

共通特色検査になる前も含めて、2~3年度分の過去問を取り組むようにしましょう。

傾向が違うこともありますが、読解力を鍛える練習になります。特色検査では、正確かつスピーディーに文章を読み、情報を整理する必要があるので、読解力は必要不可欠です。

さらに、比較的単語量が多い英語の長文も出題されるので、英文を速く読めるようにする練習も必要です。この速読練習にも、過去問が最適です。

記述式の独自特色検査を実施する高校を受けるなら、記述力を鍛える必要があります。

記述力を身につけるためには過去問だけでなく、日頃から新聞やニュースを見て、自分の知識と結びつけながら自分の考えを作文することもおすすめです。

自分が書いた作文は、学校や塾の先生に必ず添削してもらいましょう。添削しなければ改善点を見つけることが難しいのが作文です。

どちらの特色検査でも、まずは学力検査で高得点できる学力を身につけることが必要です。ただそのためには、中学校の勉強だけでは足りない可能性もあります。

そこで特色検査実施校を受けるなら、早いうちから塾などで中学校での学習内容+学力検査のための学力を身につけることも視野に入れるべきでしょう。

これまで学んできた知識を定着させつつ、科目を問わない読解力や表現力を身につけていくことは、時間がかかります。だからこそ、日々の学習の積み重ねが重要です。

不必要なほど焦ることなく、今できることからコツコツ取り組んでいきましょう!

まとめ:特色検査は12月から!過去問を使って対策しよう

神奈川県立高校入試の特色検査は日々の積み重ねが大事

今回は、神奈川県立高校入試における特色検査について説明してきました。

この記事のポイント
  • 今年度(2021年度)は19の高校で特色検査が実施される
  • 特色検査には2種類あって、実施する高校ごとで異なる
  • 特色検査では、科目を問わない読解力・表現力が必要
  • 特色検査対策はまず基礎学力の定着が重要
  • 対策自体は中学3年生の12月から過去問を使うことがおすすめ
  • 特色検査で大学入試で必要な力も身につけられる

でした。

特色検査は、実施しない高校を受ける場合と比べて、必要な対策が増えますので、早いタイミングからコツコツ準備する必要があります特色検査実施校が志望校の中学1年生や中学2年生は、早いうちから塾などでの対策を始めましょう。

また特色検査で課される英語の試験の対策として、英検の受検も効果的です。できれば中学3年生の夏までに英検準2級は合格しておきましょう。

フラップスでは英検で出題される英作文や二次試験の面接対策も行っております。

英検準2級の面接対策のコツを解説します!

【2022年】英検準2級二次試験(面接)対策のコツを解説!落ちるのはどんな人?

進学する高校は、その後の進路決定に大きな影響を与えます。

特色検査があるから、この高校を受けるのはやめようかな

と諦めるのではなく、この機会を活用して、本質的な学力を向上させていきましょう!

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